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労働安全衛生

労働安全衛生>労働安全衛生方針

基本的な考え方

当社グループは、世界の各拠点に多くの従業員が在籍しており、従業員一人ひとりの心身の安全と健康を守るために、絶えず取り組みを行うことは当社の責任であると考えています。従業員が心身ともに満たされた状態(Well-being)で働き続けられる職場環境を提供することで、社会に貢献します。

推進体制

当社グループは、労働災害を撲滅し、快適な職場環境を形成するためにOHSMS(労働安全衛生マネジメントシステム)を構築・運用しており、安全衛生統括責任者を委員長とする中央安全衛生委員会(年2回の定例会および必要に応じて臨時会を開催)を設置しています。中央安全衛生委員会は、取締役会の諮問機関であるCSR・サステナビリティ委員会(委員長は社外取締役)の監督のもと、当社グループの安全衛生の課題や各カンパニーからの安全衛生活動の報告を行い、安全衛生統括責任者によるマネジメントレビューなどを実施しています。また、各カンパニーは目標と計画を設定し、工場ごとの安全衛生委員会などを通じて、安全衛生活動に取り組んでいます。

2023年度は中央安全衛生委員会を2回開催し、労働災害対応、グローバル安全衛生体制、設備安全対策の進捗、健康経営活動、作業環境改善などの活動について報告、議論しました。

安全衛生推進組織

労働安全衛生マネジメントシステム

当社は、2021年度に労働安全衛生マネジメントシステムの国際規格であるISO45001※1を認証取得しました。
2023年度末時点で国内グループの全製造拠点10社、27拠点でISO45001のマルチサイト認証を取得しています。
海外グループ会社については個別認証を進めており、2023年度末で認証を取得している海外グループ会社は11社となります。
国内外合わせた従業員取得割合は88.2%となりました。

  • ISO 45001とは、国際標準化機構(ISO)が発行する労働安全衛生マネジメントシステムの国際規格。

ISO 45001認証取得拠点

<マルチサイト認証>

会社・サイト名
日本 日本特殊陶業(株) 小牧工場
さつま工場
伊勢工場
犬山物流センター
(株)日特スパークテックWKS 本社工場
名古屋工場
さつま工場
さつま電極工場
二野工場
東濃工場
大草工場
NTKセラミック(株) 小牧工場
飯島工場
可児工場
セラミックセンサ(株) 小牧工場
伊勢分室
中津川工場
(株)南勢セラミック 本社工場
小牧工場
(株)NTKセラテック 本社/本社工場
仙台西工場
小牧工場
森村SOFCテクノロジー㈱ 小牧工場
武並工場
NTKメディカル(株)
 日和機器(株)

<個社認証・個別認証>

会社・サイト名
ブラジル Niterra ブラジル(有)
フランス Niterra フランス(株)
タイ サイアムNiterra(株)
Niterra タイ(株)
Niterra アジア(株)
マレーシア Niterra マレーシア(株)
中国 上海特殊陶業(有)
常熟特殊陶業(有)
インドネシア Niterra インドネシア(株)
インド Niterra インド(株)
南アフリカ Niterra 南アフリカ(株)

安全衛生目標と昨年度実績

2023年度より、「安全衛生」と「健康」のあるべき姿と方向性を達成するために、Niterraグループ共通の目標と、カンパニーやグループ会社毎に独自の目標を設定して取り組んでいます。

「安全衛生」と「健康」のあるべき姿と方向性

項目 あるべき姿・方向性
安全衛生
  • 安全な「人」づくり
    職場のリスクやルールを認識し、自ら安全に行動できる人づくり
  • 安全な「作業」の提供
    リスクの低減と管理を進め、労働者に対して安全な作業を提供する。
  • 安全な「作業環境」の整備
    作業環境測定や5Sの実施による作業環境の改善や維持
健康
  • 社員と家族の「健康」
    働きやすい職場環境の中で、社員とその家族が自ら健康意識を高め、 心身ともに健やかに働いている

Niterraグループ安全衛生目標

Niterraグループ安全衛生目標は、当社グループのすべての拠点を対象とし、各活動単位で安全衛生目標管理計画表による進捗管理をおこない、活動に取り組みます。

<2024年度Niterraグループ安全衛生目標>

目標 指標
ISO45001審査にて昨年度までに発生した不適合について、是正措置と維持管理をおこない、再発しない体制で運用されている

2023年度の不適合件数:3件
不適合の再発件数:0件

<2023年度Niterraグループ安全衛生目標と達成度>

目標 指標 結果
ISO45001審査にて昨年度までに発生した不適合について、是正措置と維持管理をおこない、再発しない体制で運用されている

2022年度の不適合件数:11件
不適合の再発件数:0件 目標達成
(不適合の再発なし)
日本特殊陶業株式会社